五島の
 潜伏キリシタン遺産
  3つの魅力

  1. 日本独自の
    キリスト教
    文化

    江戸時代、日本ではキリスト教が禁止され、多くの信者は信仰を公にすることができませんでした。
    五島では、カモフラージュの一部として、仏教や神道の要素を取り入れながら信仰を守り続けたため、世界でも珍しい“日本独自のキリスト教文化”が生まれました。

  2. 海や山に佇む
    教会群

    五島の教会の多くは、西洋の教会様式を取り入れながら、日本の大工技術で木造として建てられてきました。
    海や山、集落の風景と一体になったその佇まいは、日本の風土と歴史が生んだ、ここでしか見られない教会風景です。

  3. 教会巡りで
    出会える、
    島の風景

    教会を巡るだけでなく、海を望む丘や静かな集落、島の日常風景にも立ち寄りながら旅が進みます。
    歩くたびに写真を撮りたくなる景色に出会い、離島ならではの空気を感じながら、自分のペースで楽しむ日本の島時間が広がります。

モデルコース
 禁教の歴史と島の絶景を巡る旅

五島列島・福江島では、島を一周するように巡りながら、かつて信仰を自由に持つことが許されなかった人々の物語をたどることができます。
五島列島北部の久賀島から始まったキリスト教への弾圧は、やがて福江島にも及びました。
島の中でも人目につきにくい南西部では、人々は静かに、そして粘り強く信仰を守り続けました。その祈りは、特別な場所ではなく、今も日々の暮らしの中に溶け込むように受け継がれています。
弾圧が最も厳しかった北部においても、信仰が消えることはありませんでした。禁教令のもとで信仰の拠り所となった教会は、当時の人々の強さと忍耐を、今も静かに伝えています。
そして島の北東部には、再び自由に祈ることが許された時代に建てられた教会が残されています。そこには、長い時代を耐え抜いた人々の安堵と喜び、そして未来への希望が感じられます。

モデルコース

〈 隠れきった信仰〉

井持浦教会

井持浦教会は、江戸時代の厳しい禁教政策の中で潜伏キリシタンが潜伏し、唯一迫害を逃れ信仰を守り抜いた地です。五島初のレンガ造り教会であり、五島各地から岩石や珍しい石を持ち寄って作られたとされる「ルルド(聖母出現の洞窟)」が五島列島ならではの教会を感じられ、各地からの巡礼者が集まります。

内覧時間:9:00~17:00

〈 生活〉

貝津教会

貝津教会は、美しいステンドグラスが創り出す光の芸術を見ることのできる場所です。地元の人々の手作りのステンドグラスを通して差し込む光はとても暖かく、厳かな空間の中で心の安らぎを感じることができるでしょう。迫害から逃れるために移住してきた信徒たちがひっそりと生活をしていた地域に建立された教会であり、派手な装飾はなく、日本的な生活空間の延長に存在する木造の教会を見ることができます。

内覧時間:9:00~17:00

渕ノ元カトリック墓石群

渕ノ元カトリック墓石群は、「墓」という視点から潜伏キリシタンの信仰が生活の終わりまで深く根付いていたこと静かに伝える地です。マリア様の像や墓標は日本の一般的な墓地とは異なり、潜伏キリシタンの深い信仰心を現代まで伝えています。海を見降ろす高台に位置し、墓地でありながらも眼前に広がる東シナ海の眺望を堪能することができます。

〈 弾圧〉

三井楽教会

三井楽教会は、五島列島の中でも特に長い潜伏の歴史を持つ地域に建てられた教会です。五島独自に作られたデザインはこの教会でしか見ることができません。美しい色合いのステンドガラスは圧巻で、五島のカトリックの歴史とキリストの誕生から復活までを描いています。併設する資料館では、厳しい弾圧の時代や地域の鯨漁の歴史などの信仰と共に生きた人々の生活を学ぶことができます。

内覧時間:9:00~17:00 資料館観覧は要予約 (TEL 0959-84-2099)

水ノ浦教会

水之浦教会は、五島の自然と調和した木造建築の美しさが際立つ場所です。ロマネスク、ゴシック、和風建築の融合した教会で、木造教会堂としては最大級の規模です。白亜の優美な教会は青い空や青い海にとてもよく映え、その美しさが多くの人を魅了しています。弾圧時代の牢獄や26聖人の1人である聖ヨハネ五島の像など、迫害の歴史を遺しており、五島のキリシタン史を学ぶことができます。

内覧時間:9:00~16:00

楠原牢屋跡

楠原牢屋跡は、五島におけるキリシタン弾圧のきっかけともなった出来事であり、1868年に信徒たちが捉えられた「五島崩れ」の様子を現代に伝える場所です。明治時代初期のキリシタン迫害のために使用された牢屋を復元したものであり、記念碑「祈りの像」では2度と同じ悲劇を生まないよう祈りを後世に伝えています。

楠原教会

楠原教会は、福江島で2番目に古いレンガ造りの教会であり、牢屋跡と合わせて訪れることで、弾圧から再生へと至る五島の物語を立体的に体感できます。第一陣のキリシタンが開墾した地域に建ち、仏教徒を装っていた住民の暮らしと、迫害の歴史を感じることができます。内部に広がるリブ・ヴォールト天井の広い空間には圧倒されるでしょう。教会の入り口には、ヤシの木が植えられており、五島ならではの景色と教会の交わりが特徴的です。

内覧時間:9:00~17:00

堂崎天主堂

堂崎天主堂は海辺にひっそりと佇むレンガ造りの教会であり、五島列島におけるキリスト教史を体系的に学ぶことのできるシンボル的教会です。禁教令が廃止された後に初めて建てられた五島列島のキリシタン復興の地です。天主堂の目前に広がる海岸では、「リンゴ石」と呼ばれる五島列島の自然が作りだした双子の丸い石も眺めることができます。信仰の解禁を象徴する教会は抑えられていた祈りが解き放たれた喜びと、未来へ続く希望を感じさせます。

内覧時間:9:00~16:00(11/11~3/20)、17:00(3/21~11/10)、夏休み期間は18:00まで 料金:300円(大人)、150円(中・高)、100円(小人)

潜伏キリシタンの歴史を
体感できるツアーは…?

福江島 定期観光バスツアー

福江島では、豊かな自然と、静かに受け継がれてきたキリシタンの歴史を、一度に感じられる観光バスツアーも用意されています。
島に残る教会や祈りの跡をたどりながら、人々が歩んできた時間を、穏やかな島の空気とともに体感することができます。
道中では、広い海を間近に望む景色にも立ち寄ります。
歴史に触れ、自然に包まれ、日常から少し距離を置く——そんな心が静かに整う島の時間を味わえる旅です。

福江島 定期観光バスツアー はこちら

福江島 タクシー観光

福江島を巡る旅に、プライベートなタクシー観光というスタイルがあります。お好きなコースを選ぶと、後は快適に、海と山がすぐそばにある五島ならではの景色を、ゆったりと味わうことができます。
移動に追われることなく、落ち着いたペースで巡ることで、団体旅行とはひと味違う、上質で私的な五島の旅をお楽しみいただけます。

福江島 タクシー観光 はこちら

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